AIを初めて開いたとき、意外と困るのがこれです。
「で、何を聞けばいいの?」
ChatGPTやClaude、Geminiの画面を開いても、最初の一言が出てこない人は多いです。でも心配いりません。AIは、難しい命令をしなくても、身近なことから十分に役立ちます。
この記事では、AI初心者が最初に試しやすい質問例を10個紹介します。パソコンに詳しくない方や、70歳前後の方にも伝えやすいように、生活の中で使える例を中心にしました。
⚠ 使う前に
名前、住所、電話番号、口座番号、パスワードなどの個人情報は入れないでください。病気・法律・投資・税金・契約など大事な判断は、AIの答えだけで決めず、公式情報や専門家に確認しましょう。
まずは「身近なこと」から聞けばいい
AIは、いきなり仕事や副業に使おうとすると難しく感じます。最初は、生活の中の小さな困りごとから試すのがおすすめです。
たとえば、次のようなことです。
- 文章をやさしく言い換える
- やることを整理する
- 知らない言葉を説明してもらう
- 買い物や予定のメモを作る
- 家族への連絡文を整える
「すごい答えを出してもらう」より、少し楽にしてもらうくらいの気持ちで使うと、AIに慣れやすくなります。
そのまま使える質問例10個
ここからは、コピペして使える質問例です。必要に応じて、かっこの中だけ自分用に変えてください。
実例:丁寧になっても、意味は確認しよう
実際に、架空の連絡文で試してみました。2026年9月13日、Codex上のAI(gpt-5.6-luna)へ2回、続けて質問した例です。ChatGPTアプリでの検証ではありません。同じ質問でも、使うAIや実行する時によって答えは変わります。
元の連絡文
明日の買い物、10時じゃなくて11時にして。駅の東口で待ってて。無理なら今日中に連絡して。
最初に入力した質問
次の文章を、やさしく丁寧な言い方に直してください。短めでお願いします。
明日の買い物、10時じゃなくて11時にして。駅の東口で待ってて。無理なら今日中に連絡して。
AIから返ってきた文章
明日の買い物は、10時から11時に変更できますか?駅の東口でお待ちしています。難しければ、今日中にご連絡ください。
言葉遣いは丁寧ですが、「相手に待っていてほしい」が「自分が待っています」に変わっています。 また、11時への変更を頼む文が「変更できますか?」という可否を尋ねる形になっています。このまま送ってよいか、元のお願いと見比べる必要があります。
そこで、誰に送るかと、残したい内容を追加しました。
追加したお願い
家族にLINEで送る文章です。堅すぎない「です・ます調」にしてください。明日の買い物を10時から11時に変更すること、駅の東口で待ってもらうこと、難しければ今日中に連絡してもらうことは残してください。理由や別の予定は付け足さず、90文字以内で、送る文章だけを書いてください。
追加後のAIの回答
明日の買い物は11時に変更でお願いします。駅の東口で待っていてください。難しければ今日中に連絡してください。
今度は「相手に待ってもらう」というお願いになりました。ただし、残すよう頼んだ変更前の「10時」は抜けています。条件を詳しく書いても、すべて守られるとは限りません。
最後に編集者が「10時」を戻した完成例
明日の買い物は、10時ではなく11時でお願いします。駅の東口で待っていてください。難しければ今日中に連絡してください。
自分で試すときは、こんな追加のお願いから始められます。
家族に送る文章です。日時・場所・誰が何をするかは変えず、堅すぎない丁寧な言い方にしてください。
AIは文章を考える手伝いをしてくれますが、最後の確認は必要です。送る前に、日時、場所、誰が何をするかを元の文と見比べてください。練習には架空の文を使い、本名や住所などの個人情報は入れないようにしましょう。
うまくいくコツは「短く・具体的に・やさしく」
AIへの質問は、長く立派に書く必要はありません。
- 短く:まずは一つのことだけ聞く
- 具体的に:誰向けか、どのくらいの長さかを伝える
- やさしく:「初心者向けに」「専門用語少なめで」と頼む
たとえば、「説明して」だけよりも、「70歳の初心者にも分かるように、たとえ話で説明して」と頼むほうが、分かりやすい答えになりやすいです。
まとめ:最初の質問は、生活の小さな困りごとでいい
- AIは、難しい命令をしなくても使える
- 最初は生活の中の小さな質問で試す
- 個人情報は消してから入れる
- 大事な判断はAIだけで決めない
- 分かりにくければ「もっとやさしく」と頼めばいい
AIは、最初の一歩さえ越えれば、ぐっと身近な道具になります。使い方の基本は「思い通りの答えを引き出す3つの対話ルール」、安全に聞く範囲は「AIに聞いていいこと・聞いてはいけないこと」もあわせてどうぞ。


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