バナーを作るたびに、背景も文字も最初から考えるのは大変です。ここでは、AIで背景の案を用意し、Canvaで文字と配置を仕上げる方法を説明します。
まず一枚、スマホでも読める画像を作ることを目標にします。画像生成の待ち時間や調整時間は条件によって変わるため、「3分で完成」などの所要時間は約束しません。
作り始める前に、完成形を一行で決める
今回の作例は、ブログの「AIへの質問のしかた」を紹介するバナーです。以下は制作条件の例で、特定サイズがすべてのサービスで推奨されるという意味ではありません。
- 用途:ブログの記事一覧で表示する横長画像。
- 作例のサイズ:横1200×縦675ピクセル。
- 入れる文字:「AIへの質問」「まずは3つの条件」の二行。
- 配置:左側に文字、右側にノートのイラスト。上下左右に余白を残す。
記事のタイトルを全文入れず、一覧で読める短さにします。詳しい説明は記事タイトルと本文に任せます。
ステップ1:文字のない背景を用意する
画像生成に対応したAIを使う場合は、次のように頼みます。自分の写真やCanvaの素材を使っても構いません。
ブログのバナー用の背景。横長16:9。 右側にノートと鉛筆のイラスト、左側は文字を置くため広く空ける。 クリーム色を基調に、緑を少し使う。細かい模様は増やさない。 文字、数字、ロゴは入れない。
背景がきれいでも、文字を置く余白がなければ作り直します。横長の枠へ無理に引き伸ばすと、元の絵や文字がつぶれます。縦横比を保って置き、必要なら背景の端を切り取ります。
ステップ2:Canvaで文字を別に入れる
- Canvaで、用途に合うデザインまたはサイズを選びます。
- 背景を配置し、顔や重要な物が端で切れないように調整します。
- テキスト欄を二つ作り、短い見出しと補足を入れます。AI画像に描かれた日本語をそのまま使う必要はありません。
- 文字が背景に埋もれる場合は、文字の下に無地の面を置きます。
- 有料素材の表示や透かしがないか確かめ、画像として書き出します。
Canvaには無料で使える範囲と有料機能があります。AI機能・素材・利用回数は契約によって異なるので、書き出し前に画面の料金表示を確認してください。Magic Designは素材に合った配置やテンプレートを提案する機能です。背景の生成とは分けて考えると迷いにくくなります。公式:Magic Design(2026年9月19日確認)
小さく表示すると、どこで読めなくなるか
編集画面では大きく見えても、記事一覧では縮小されます。作例の1200ピクセル幅を300ピクセル幅で見ると、文字も約4分の1の見かけの大きさになります。
| つまずき | 作例での直し方 | 確認方法 |
|---|---|---|
| 長い見出しが小さい | 「初心者がAIに質問するときに知っておきたい3つの条件」を「AIへの質問」「まずは3つの条件」に分ける | スマホ幅で二行とも読めるか |
| 背景に文字が埋もれる | 模様を避け、無地の面と濃い文字を使う | 拡大しなくても読めるか |
| 人物や図が横に伸びる | 画像の縦横比を固定して配置する | 丸い物が楕円になっていないか |
| 端の文字が切れる | 上下左右の余白を増やす | ブログ一覧と記事ページの両方を見る |
二枚目は複製しても、確認は省かない
一枚の配置が決まれば、デザインを複製して見出しと背景を差し替えられます。ただし、長い題名へ変えると改行や余白が崩れます。同じテンプレートだから大丈夫、と確認を飛ばさないでください。
同じ背景をすべての記事に使うより、配色と書体をそろえながら、内容に合った物や場面を選ぶと記事を見分けやすくなります。
公開前のチェック
- 画像の題名と、リンク先の記事の内容が一致している。
- スマホで日本語の欠け、誤字、読めない文字がない。
- 画像を引き伸ばしていない。重要な部分が切れていない。
- 素材の利用条件を確認し、有料表示や透かしを見落としていない。
- 画像を見られない人にも内容が伝わる説明文を設定した。
AIへの背景の頼み方はアイキャッチ画像の指示例へ。記事紹介の文章まで作る場合はGeminiでX投稿の下書きを作る手順を使えます。


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