前回(第1話)は、余っていたAIの利用枠と、自分が感じていた不便が結びついて、日本語ガイドを作ろうと決めたところまででした。
作れるのは分かった。でも、これは他社のアプリを題材にしたサイトです。
勝手に始めてよいのか。ここは先にはっきりさせておきたい部分でした。
🍯 この体験記について
AIを使って実際にサイトを作り、公開し、間違いを見つけて直していった記録です。速く進めた部分と、人間が確認しないと危なかった部分を、どちらも正直に残します。
📋 今回の実施記録
実施日: 2026年7月25日
環境: 公式Discord、ブラウザ、GitHubとCloudflare Pagesの準備画面
所要時間: 正確な作業時間は未記録
追加費用: 0円(契約済みのAI利用料を除く)
結果: 条件付き許諾を得て、サイト名を「はちみつ研究所」に決定
記録の再確認日: 2026年8月3日
公式に、直接聞いてみた
やったことは単純です。公式のDiscordにサポート用の問い合わせ窓口があったので、そこから相談しました。
🔤 用語メモ: Discord(ディスコード)
チャットで交流できるサービスです。海外のアプリでは、公式の窓口やユーザー同士の交流の場として使われていることがよくあります。
2026年7月25日、運営から返事が来ました。ファンサイトを運営してよい、という了承です。ただし、無条件ではありませんでした。
返ってきた3つの条件
提示されたのは、次の3点でした。
- サイト名に「The Life Bomb」を使わないこと
- 第三者が作ったファンページである、とフッターに明記すること
- 公式サイトへのリンクを設置すること
読んだ瞬間、なるほどと思いました。どれも、公式が「自分たちの公式サイトだと誤解されては困る」という一点を守るための条件です。
そしてここが大事なところなのですが、この3つは「守ります」と言って終わる話ではありません。そのままサイトの作り方を決める要件になります。
サイト名に使えないなら、別の名前を考える必要がある。フッターに明記するなら、全ページ共通の部分に日本語と英語で入れる必要がある。リンクを置くなら、その置き方まで気をつける必要がある。
3つ目については、ひとつ細かい注意があります。外部リンクを貼るとき、検索エンジン向けに「このリンクは評価を渡しません」という印(nofollowという指定)を、慣習で自動的に付けてしまうことがあります。今回はそれを付けないようにしました。公式へリンクを設置してほしい、という条件の趣旨から外れてしまうからです。

「TLB日本語ガイドはかっこ悪いです」
さて、名前です。
私が最初に付けていた仮の名前は「TLB 日本語ガイド」でした。分かりやすいだろう、くらいの気持ちです。
これに対する反応は、はっきりしていました。
タイトルの「TLB 日本語ガイド」はかっこ悪いです
自分で言うのもなんですが、まったくそのとおりでした。中身は伝わりますが、わざわざ見に行きたくなる名前ではありません。
そこで候補を20案ほど出して、その中から選ばれたのが「はちみつ研究所」です。
この名前が、あとから思った以上に効きました。
- 「The Life Bomb」が入っていないので、条件1を自然に満たす
- 「研究所」なので、数字を淡々と整理するサイトの雰囲気と合う
- 後に作る紹介動画のキャラクター(白衣を着たハチ)まで、この名前から素直に決まった
名前を1つ決めただけで、条件も、デザインの方向も、キャラクターも同時に片付いたことになります。
パスワードの画面では、AIを止めた
もうひとつ、この段階で決めたことがあります。
準備の作業では、私の代わりにAIに画面を操作してもらう場面がありました。設定は細かく、正直まかせられるならまかせたい部分です。
ただ、GitHub(プログラムを保管する場所)のログイン画面まで来たところで、そこは止めました。パスワードは、自分で入力しました。
AIに任せると速い。それは事実です。でも、速さのために渡してはいけないものがあります。ここは最初にはっきり線を引いておきました。
今回の学び: 許可は「もらって終わり」ではない
📝 今回の学び
許可を取ることと、許可の条件を守れる形に作ることは、別の作業でした。
条件をもらったら、それを「サイトのどこにどう実装するか」まで落とし込む。名前、フッター、リンクの付け方。ここまでやって、はじめて条件を守ったことになります。
名前が決まり、条件も整理できました。
あとは中身を作るだけ、なのですが、目の前には約100ページの英語の資料が積まれています。次回は、そこにAIを投入したら何が起きたかの話です。


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